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そもそも合わせるべきなのは、どちらなのか。

このニュースを読んで、
今の日本の日本語学校の現状と重ね合わせて
深いため息をついてしまった。


★学校を“ブラック企業”化する、「子どもが可哀そう」という呪文



例えば我々日本人が海外旅行に行くとして、
他の国を訪ねる場合、


「よその国にお邪魔させていただく。」


と言う感覚で、渡航する。

この「させていただく」という物言いがまた日本人的でもあるのだが、
少なくとも私たちは、よその国に「入らせてもらう」のであって、
その「よその国」の文化習慣に合わせるべきはこちら側、と言う常識がある。


当たり前ですよね?


私が思うのは、日本の日本語学校は、
もっと毅然とそういう態度を取るべきだということ。


辞めた今だからわかるのだけれど、
こっちの日本語学校の内部に入ってしまうと、
どうしても

「日本語学校が外国人学生に合わせなければならない」

と言う感覚になってしまう。
経営側も、教師側も。



合わせるべきなのは学生の方。



遠足とかパーティとかで、
イスラム系のために別の食事を用意するとか
そういう深い精神性に根差す問題は仕方ないけれど、
授業を真面目に受けるとか、寝ないとか、
おしゃべりをしないとか、カンニングをしないとか、
宿題をやってくるとか、
そういう常識に合わせるのは学生の方。


少なくとも日本にいる日本人が
日本の常識でやっていて、何が悪い


何らか学校と学生との間に問題が起きても、
合わせるべきは学生の方なわけで
「日本で日本に合わせることができないのならお帰り下さい」
くらい、びしっと言ってもいい。
その尻拭いは、調子のいい営業ばかりやっているエージェントがすればいいのだ。


少なくとも他の国の語学学校ではそうしている。
その国に合わせられないのなら、お帰り願う。それだけ。


例えば中国人が教える中国語学校が、
この日本にあるとすれば、
そこの経営者や教師陣が中国人であっても
日本の常識に合わせるのが普通だろう。
なぜならここが日本だから。

もちろん、海外で教えていらっしゃる教師の方々は
その国に合わせているはず。


ここは日本。
そして学生たちがしているのは留学。
合わせるのは留学しているほう。



日本語教師をやっていると、
楽しい授業を求められるから、それに応えようと努力もする。
その結果、学生との距離が縮まるのだが、
それに呼応するように、学生から気安くされやすい。
これも問題。


こう言うことがよくあった。

学生が「先生は友達みたいですから」と言って、
なにがしか見逃してもらおうとする。
私は冷淡にも、こう言う。


「先生が友達かどうか、決めるのは、
先生のほうですよ。
〇〇さんが決めることじゃありません」



そう言うと学生はちょっと傷ついたりするのだが、
それは仕方がない。
なぜなら合わせるべきは、日本人じゃないからだ。


契約書にでもその条項をきちんと加えておけばいいんだ。
「日本にいる限り日本の常識に従います」とでも。


「日本のアレがいやだ、コレがいやだ」みたいな文句を
善意奉仕で気持ち良くなっているボランティア教師が聞いてやるから
学生が調子に乗るんじゃないか。
合わせるのは学生のほうなんだよ、本来。


反対意見もあるかもしれないが、そういうものと教師は別個にした方がいい。
ボランティアのスクールカウンセラーを定期的に呼ぶとか
反対にカウンセラーのいるところを学生に案内するとか。


少なくとも我々は、
日本にある
日本のやり方で経営している
日本語学校で教える
日本語教師。


その矜持を毅然と守れないような
日本語学校の法令や基準は
問題がある。


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プロフィール

miyabiyutaka

Author:miyabiyutaka
夢を追って心が折れてしまう前に。
______________

某本にかこつけてタイトルつけてみたけど…
日本人「の」、って、教えにくい日本語ですよね。
日本人「が」、だったらまだやりやすいんだけどな。


学生のための日本語教育ブログだったら、他にいっぱいありますのでそちらへどうぞ。
日本語教師として「働く側」からのブログです。

拍手ありがとうございます。この業界で、表だって言いたいことが言えない方々の「声なき声」だと思うと、励みになります。

コメント返信までは手が回らないかと思いますが、貴重なご意見感想は残させていただく所存でおります。









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