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いびつさ


以前働いていた学校で、50代後半と思しき女性の先生がいました。

ボランティア出身で、休日はやっぱりどこかでボランティアで教えていて、
長期休暇は大陸奥地まで行く団体に参加。
身につけている物も、お持ちの物も、色々な国の手工芸品が多かったですね。


その先生もやっぱり前述のように、「善意で迷惑な」提案ばかりしていました。
若手の先生たちは距離を置いていたし。
本人は熱心だから、学校が終わっても教務室でプリント作り続けてた…学校が閉まるまで。


そんなに残って、おうちの人は何にも言わないのかな、と思っていたんですが、
「うちはもういいの、子供たちも独立しているし、夫も姑も勝手にやっているから」と言って、ずっと授業準備。


ほんわかしていて、外国人の目にも、柔和な人と映ったはず。
貧しい国の人たちについて目を潤ませつつ熱く語るのです。
ボランティアに対するものすごい思い入れがあったようで、せっせと募金や古着集めに執心。



…でも私見ちゃったんですよ。


…。



授業後かかって来た携帯を握りしめ、その先生は廊下で電話に出ていました。


電話口で激しく叱責しているその相手は、どうやら要介護のお姑さん。
お年寄りにも聞こえるようにか、大きな声で怒鳴っていたんですよね。

「そんなことは自分でできるでしょう」「私は忙しいんです」「〇〇さんに頼んでください」「どうしてできないのっ」。



…なんというか、いびつなものを目にしてしまった。


更に言ってしまうと、ボランティアや日本語教育の資料作りと言った無償仕事にかまけて、
身近なところを放置しているという、バランスの悪さが、
その先生の普段の聖女的たたずまいとあまりにもミスマッチで、気持ち悪くなってしまったんですよね。


…そうか…こういう要介護のお姑さんを置いて、飛行機乗って数週間家空けるんだ…

…日本での自分の現実と引き換えに貧しい国の子供の笑顔を見に?えっ?


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プロフィール

miyabiyutaka

Author:miyabiyutaka
夢を追って心が折れてしまう前に。
______________

某本にかこつけてタイトルつけてみたけど…
日本人「の」、って、教えにくい日本語ですよね。
日本人「が」、だったらまだやりやすいんだけどな。


学生のための日本語教育ブログだったら、他にいっぱいありますのでそちらへどうぞ。
日本語教師として「働く側」からのブログです。

拍手ありがとうございます。この業界で、表だって言いたいことが言えない方々の「声なき声」だと思うと、励みになります。

コメント返信までは手が回らないかと思いますが、貴重なご意見感想は残させていただく所存でおります。









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